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居心地とは反射的に起こる反応(昆虫から学ぶ)

2018.11.28 / Rolfing, 私のロルフィング

team fanfare of green

今年の夏、親戚からもらったカブトムシの幼虫、無頓着にほったらかしでフンが溜まり居心地が悪くなると養土の上に出てきた。急いでペットショップで養土を購入して、入れ替えると美味しそうに土の中から栄養を取り入れてまた土の中へ潜っていった。

日常生活で環境に意識的になることはあんまりないものですが、セッションや人が集まって何かをする時、何をするかと同時にその場を安全にホールドすることが良い時間になるか否かの要素になっています。「場を安全にホールドする、コンテイナーを構築する。」ここでの場とは人との関係性の上で声や動きになったり、関係が出来上がる前にそこにある場のことを指しています。動きが出てくる前の空間が守られたものであること。例えば会議で役員を決める時、大抵その場には何かしら圧力のがあります。私は去年やったのだから次は順番的にあの人だろう、とか。で結局やりたくないけど引き受けちゃった〜となる訳です。セッションで言えばプラクティショナーが何か特定の期待をクライアントさんに寄せている様な時、そこの空間には似た様な圧力が存在していることになります。

プラクティショナーはセッションでこの空間バランスを大切にしています。良い悪いではなく人が生活していくという事はそういう場との関係性の繰り返しを過ごすということです。無意識にその窮屈さを感じてその場に合うような発言をして後から思い返すと、あぁなんであんな事言ったんだろう、と。場によって無意識に行動や発言を変化させていること、セッション中でもとても自然に身体と身体の対話において目には見えませんが起こっていることです。

セッションにおいて何かをしなくてもしてもいい、言わなくても言っても良い場が先ずあること。意識的に感じる前に感覚で違和感なく過ごせてあそびの心が出てくるような空間があること。それはちょっとした日々の清掃だったり真摯にクライアントさんに向き合うプラクティショナー側の姿勢や情熱、セッションが始まるまでの時間の積み重ねがその場を構築する重要な要素なのだと感じています。