私のロルフィング 2025 5月加筆
柔道整復師という治療家の冠でキャリアをスタートして5年の勤務中自分の中で何か治療というもの自体への違和感を持ち続けていました。何度も同じ症状や病名のつかない様な不定愁訴と向き合う日々、症状への対処療法、そこから得られる結果というものに限界を感じ出会ったのがロルフィングでした。
でも今思えばクライアントさんの為ではなく自分の為にロルフィングを学んだようなものです。ロルフィングの学校を卒業後もソースポイントセラピーというエネルギーワークにも精通し、臨床心理士さんの集まるワークショップにも参加。就労移行支援事業所にも勤務しその人らしく生きるってどういう事なのか。その人のポテンシャルを最大限に引き出すことに興味を持っているし、ずっとクライアントさんをその人全体として扱うということへの学びを続けています。
時に施術者が持つ過度な『治してあげたい』という思いは、クライアントさんの自然治癒力の働きを妨げることがあります。経験から来る決めつけや治療や診断という意識で身体を扱うだけで身体にロックがかかる事をこれまで経験してきました。逆に、安全で決めつけや強制される雰囲気のないとき、身体が自然と広がる事も沢山経験しました。日々身体は頭で考えているよりも色んな事をキャッチしています。私はその身体の声を丁寧に聞き取る事を大切にセッションしていきたいと行動しています。
ロルフィングはからだをバランスよく整え、その人の持つ可能性を引き出すボディワークです。可能性を引き出すというのは抽象的な表現のように聞こえますが、方法や結果に留まらないその広さがまたロルフィングの魅力でもあります。
少しでもセッションを必要としている方が必要な時期に自分のペースでロルフィングを体験していただけるように現在は大阪府豊中市に小さな部屋をご用意しております。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
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