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2025.5.1

居心地は反射的に起こるもの 2025,5月加筆

2025.5.1
Category: Rolfing, 私のロルフィング BLOG

team fanfare of green

2019年の夏、親戚からもらったカブトムシの幼虫、無頓着にほったらかしでフンが溜まり居心地が悪くなると養土の上に出てきた。急いでペットショップで養土を購入して、入れ替えると美味しそうに土の中から栄養を取り入れようと土の中へ潜っていった

日常生活で自分が置かれた環境と身体の反応は常に関係しています。人が集まって何かをする時、何をするかに関わらずその場の静けさやダイナミクスが良い時間になるか否かの要素になっています。場とは人や物との関係性の上で声や動きになったりする前にそこにあるものを指します。良い悪いではなく人が生活していくという事はそういう場との関係性の繰り返しを過ごすということです。当人が意識していなくても場によって無意識に行動や発言を変化させていることはとても自然な身体の反応です

他人との関わり合いの中でも自分が何かをしなくてもいいし、してもいい、言わなくてもいいし、言ってもいい、それが真に自由な関係性だといえます。そうではなく窮屈になってしまうのが本来の身体が心地よいと感じる感覚と今までの環境反応パターンが違う時です。身体の辛さ、痛みは意外とそんな所の自分のパターンを知るきっかけになり得ます。周りの事を感じると同時に自分の身体がどう感じているかが解れば少しその関係性を変化させれるので選択肢が広がります。人間は常に制限と可能性の中でバランスを取りながら生きています。

プラクティショナーにはテクニック的な何かをする前の存在としての責任があります。これまでの思い込みや意味付け、意図的な方向づけから離れ、ただ身体が必要な変化を見守る。そしてこちらから出来る提案があればその都度交渉してセッションを進めていく。その実験とも言えるセッションはやがてクライアントの自発的な流れを促し、大いなる流れを作っていきます

私はそんな自発的な変化がもたらせるセッションに面白さを感じています。よければぜひ一緒にセッションしましょう

 


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佐藤 正治

佐藤 正治 MASAHARU SATO

Dr. Ida Rolf Instituter® 認定 Rolfer™
& Rolf movement® practitioner
Sorce point therapy®基礎モジュール終了
柔道整復師

龍谷大学スポーツサイエンスコース 卒業 / 明治東洋医学院柔道整復学科 卒業 / 米国 Dr Ida Rolf Institute® 卒業 / 日本ロルフィング協会会員